絵を描くことは存在のダンスに参加するための、とてもジューシーでエキサイティングな方法のひとつです。子供のように無垢で、遊びに満ちたハートさえあれば、テクニックなど、他には何も要りません。
自分を解き放ち、在るがままを受け入れる時、この生はこんなにも豊かで驚きに満ちたものである事を思い出すでしょう。





絵を描くことは鏡のようにあなたを映し出し、自分を制限しているさまざまなパターンや条件付にも気づかせてくれます。
本当の自分と繋がり、自由にそれを表現しましょう。絵の具まみれになって色を感じ、その瞬間に起きていることに手放しで参加しましょう。あなたは、子供の頃にあった無邪気で怖れを知らない、歓びを取り戻すでしょう。

絵を描くのは苦手という人も、人の評価を気にしてしまう人、自分を表現するのがむずかしいと思っている人も。
絵を描くことをはじめ、ダンスやエクササイズ、瞑想などを通して、誰もが持っている、内なる創造性を探っていきましょう。

このワークショップでは床の上に広げられた大きな紙にアクリル絵の具を使って思いっきり自由に絵を描きます。
何かを描くというよりただ心のおもむくままに、体の向かうところ、絵の具や水と遊び、私たちの中にある表現することの衝動につながり開放してゆきます。
絵を描くことは頭の作業ではなく、ダイナミックな生きたエネルギーの表現であり、未知なるものとの出会いです。

 


 

参加された方の感想

絵を描くことにとても苦手意識を持っていましたが、「何かを描く」のではない、と聞いて、はっとし、ほっとしました。
そしてRさんの躍動するタッチに触れて、絵を描くことは私にとってはダンスだ、と感じていきました。
その時から、何も考えす、ただただ踊って絵を描いている自分に気づきました。
もうやめてもいいのかな、でもずっと描いていたい、という感覚が行ったり来たりして、でもからだはそのまま動き続け、踊り続けていました。
終わってみたら私のハートが「満足」と優しく微笑んでいた感じがします。
これが私の中の子供とつながり、遊んだことなんでしょうか。
穏やかで静かで、でもワクワクと喜びがあふれてくるような、「満足」でした。
ずっとそこに浸っていたい感じ。ただ喜びと豊かさだけが漂ってる感じ。
こんな感覚は初めてでした!!

そして、シェアをしているときやダンスの時、たくさんの気づきがありました。
自分にはないはず、と思っていたものが現れ、びっくりし、だからね~~、そうだったのね!と感じていました。
それでもなんでもいいじゃない!って思えて、こだわりが溶けていくような心地よさでした。

「どんなものになるのかわからない」それが怖い自分にも気づきました。
でもそれが素敵な変容になるんだ~とようやく感じました。
私のテルミーが予定調和になっている、といわれ、何をどうすればいいのかわからなかったのですが、このことなんだ!と。
まだ怖い自分がいますが、これからも瞑想を続けていくともっとワクワクになるんだろうな~、と期待しています。

素敵なワークショップをありがとうございました

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月日が流れるほどにあちらで経験させていただいた時間が
とても大切に思えてきます。
絵を描きに行ったという感覚はあまりなくて…
皆さんの心に触れに行ったという感覚というんでしょうか、なかなか言葉に
するのが難しいです。
1人で行ったわたしがみんなを連れて帰ってきたみたいな…
混じり合った感覚だけが残っています。
自分の中の知らない場所にもたくさん訪れたような…
でもまだまだ閉ざされた場所もあることに、気づいたような気もしています。

ミラさんやOSHOさんのことはほとんど何も知らないので、
そのおふたりとの経験がどんなものであったのかとても興味深いです。
また次回を楽しみにしています。

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私にとって苦手で好んで行わない事である「絵を描くこと」のワークショップ、どんな風になるのか参加前はとても緊張していました。
触れないようにしていた箱のフタを開けてしまうような、怖さとワクワク感をもって会場に行きました。
でも終わってみて「絵を描いた」という感覚はありません。絵の具で、色で、ただただ遊んでたような感じで楽しかったです。

楽しい一日ではありましたが、同時に色々な葛藤がありました。
自分の内を表現すると言う事への抵抗、周りからどう見えるか怯える自分、執着して先に進むのを怖がる自分、最後には何が自分なのかよくわからなくなってきて「もうわからない!何でもいいや、楽しめれば・・」と思ってたような覚えがあります。
三枚目の絵を描いていた時、小さい頃の絵を描いている自分と重なりました。
あまり記憶はないのですが、幼いころ、兄の絵画教室を待ってる間に外で一人絵を描いていた自分だと思います。
終わったあと絵をみていると「自由に、もっと自由になりたい、好きなようにしていいじゃない、好きにさせて」と語ってるようでした。

自分ひとりで描くのでなく、人の手を借りたり、人に委ねたりという体験はワクワク楽しくもあり、困惑もありました。
人に手を動かしてもらった時が一番自分の感じていることを受け取りやすかったように思います。
ご一緒の方々とエネルギーが重なっていくようで、心強く、嬉しく、楽しく、安心してそこに居れた気がします。

また描きたい、次は今回よりももっと自由に表現できるかも・・・表現してみたい、そんな気持ちです。
また参加させていただきたいと思います。